2月26日(日)弧の会「コノカイズム」

2月26日(日)弧の会「コノカイズム」

満員御礼!ありがとうございました!

一部は「松竹梅鶴亀」と「酒餅合戦」、二部は「御柱祭り」の構成でした。

ゲスト出演は佐辺良和さんを中心とする若手琉球舞踊家の皆様。
「弧の会」との共演ということもあり、日本舞踊の「素踊り」を参考に趣向を凝らした新たな「松竹梅鶴亀」を披露してくれました。

泡盛も取り込んだコミカルな「酒餅合戦」。

そして代表作、「御柱祭」。映像は拝見しましたが、本物はやはり迫力が凄い。
コンテンポラリーダンスのようでもありました。

マーチングや集団行動のように完全に一致した動きではありません。
それぞれの流派の動きなのか個性なのか、少しずつ動きは違っていてそれがまたよい。流麗で滑らかな上体と足さばき。盛り上がった時のアクティブで激しい踊り。笛と太鼓、太鼓と掛け声のみのシンプルな楽曲に否応なく胸が高まります。

日本舞踊とは、こんなにも胸に迫るものなのか。

熱気が会場を包み、まるで本物の祭りに立ち会っているかのような気持ちになりました。

弧の会の躍進はこれからも続きます、いつの日か「古典」と成り得ることを目指して。

素晴らしい舞台を、ありがとうございました!

 

2/12(日)mouse on the keys

待望の新アルバム「Out of Body」を引っさげて、ポスト・ロック界の雄mouse on the keys の沖縄公演が行われました。

 

現在北米ツアーを行うなど精力的に活動を行っている彼らのステージはまさに圧巻。
激しいドラムと計4台のキーボードによる重厚なサウンド、蛍光灯を使った斬新な照明とモノクロの映像すべてが合わさった独自の世界観に圧倒されました。
セットリストは今まで出したアルバムからバランスよく選出されており、ファンの方には嬉しかったのではないでしょうか。

今回は沖縄のゲストミュージシャンも参加し、ここでしか見られない演出もされました。
複雑なキメがある「reflexion」にはトランペットの浮遊感のあるソロが映え、「seiren」ではトロンボーンの豊かな音色で曲のメロディーとソロがハマりました。
また最初はジャズワルツのような三拍子から変化していく「soil」は、サックスの熱いソロによって他メンバーの演奏も熱く飛翔していきました。
アンコールも三曲用意されており見応えは充分。最後の「Toccatina」は管楽器三名によるフリーセクションから楽曲に入るというアレンジがされ、大いに盛り上がりました。

ここがらまんホールに大きな衝撃を与えてくれたmouse on the keys。彼らの今後にさらに期待が高まります。

http://mouseonthekeys.net/