「自主事業」カテゴリーアーカイブ

謹賀新年🌄

遅ればせながら、皆様新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞがらまんホールをよろしくお願いいたします。

実に3か月ぶりということでキーボードを打つ手も震えますが…このブログをご覧の方いらっしゃいましたら、本当にありがとうございます😭

過去を振り返る前に!来週の告知だけさせてください!
1月21日(日)がらまんホールではこんなイベントがあります。

第1回 やんばる食×文化イベント
やんばるの「食」フェス
~やんばる育ちの野菜にコーヒー、泡盛、芸能までいただきます!~


な、長い…!

そう、タイトルを見てお分かりなるかと思いますが、このイベント。内容が盛り沢山❕ なんです!

◉身体に優しくて美味し~い、やんばるフードのお店がいっぱい🍞
◉自然素材で作る「むかしおもちゃづくり」や科学を楽しく学べる「かがくじっけんきょうしつ」、「やんばる稲作文化パネル展示」などの体験コーナーあり🌳
◉COFFEE potohotoオーナーである山田哲史氏をお招きした、「やんばるコーヒーワークショップ」あり☕(要予約)

◉絵本作家わだみずきによる「お絵描きワークショップ」開催予定!🎨

さ・ら・に!

やんばる泡盛大集合!

– 泡盛トークセッション&豊年祝いの競演 –

こちらも同時開催!歴史とロマンを感じて味わう泡盛はまた格別ですよ。

◉がらまんホール2階ロビーに北部地区の11酒造所の泡盛が一堂に集結!🍶全酒造所の即売会も予定し、試飲も行えます!
◉大ホールで行われるトークセッションでは、酒造所だからこそ知るツーな情報が聞けるかも!📝
◉「豊年祝いの競演」では、宜野座村から惣慶区、名護市から屋部区と嘉陽区が、歴史ある伝統芸能を披露してくれます👘

入場は無料です❕(販売物とコーヒーワークショップは別途料金かかりますので、よろしくお願いいたします。)

子どもから大人まで、家族全員で楽しめるやんばるの「食」フェス、皆さん是非遊びに来てくださいね✨

【イベントページ】https://www.facebook.com/events/200297617205778/

※コーヒーワークショップご予約は、がらまんホールHPまで!→http://garaman.jp/sf/

11月コンサート告知!

お久しぶりの更新です。夜は少し涼しい風が吹くようになってきましたが、昼間はまだまだ暑いですね~!今月末は村まつりがある宜野座村ですが…楽しみなコンサートが11月にありますので、その告知をさせてください✨

11月3日「JOSH TATOFI CONCERT」

今最注目のハワイアンシンガー、ジョシュ・タトフィの初・沖縄公演!ハワイ版グラミー賞「2017 ナ・ホク・ハノハノ・アワード」で2部門受賞したアルバム「Pua Kiele」を引っ提げて、登場します。アイランド・レゲエ、R&B、伝統的なハワイアンミュージックをミックスさせた独自の音楽性が魅力。美しい歌声とハーモニーは絶品です!県内のフラチームも出演し、華やかなステージに🌸

josh tatofi concert

11/3文化の日はハワイを感じにぜひがらまんホールへ!(^^)!

宜野座村文化センターがらまんホールさんの投稿 2017年10月9日(月)

【日にち】2017年11月3日(金)*公休日
【時間】13:00開演(12:00開場)
【場所】がらまんホール
【料金】一般一般前売 3,500円(当日4,000円)
高校生以下 2,500円(当日3,000円)
*全席自由
*3歳以下入場不可
*未就学児の入場不可

【チケット予約】http://garaman.jp/events/form.php?num=245
イープラス(受付で並ばなくて済むのでオススメ!)→http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002237638P0030001

11月24日金曜日「AMSTERDAM JAZZ CONNECTION」

A.J.C.は沖縄在住のオランダ人ドラマー、セバスチャン・カプティーン、オランダ在住のヨースト・スワート(ピアノ)、ヨルン・フィアダーフ(ベース)により2010年に結成。 今回はピアノに巨匠マイク・デル・フェーロを迎えます。洗練されたヨーロピアン・ジャズの要素と、躍動感あふれるスウィングとグルーブを魅力とする、”オランダ流”ジャズをお楽しみください🎵

https://www.facebook.com/garamanhall/videos/1938843086370144/

【日にち】2017年11月24日(金)
【時間】19:30開演(18:30開場)
【場所】がらまんホール
【料金】一般前売 3,000円(当日3500円)
高校生以下 無料
村民割引チケット2,500円

*全席自由

*未就学児の入場不可

【チケット予約】http://garaman.jp/events/form.php?num=255
イープラス(受付で並ばなくて済むのでオススメ!)→http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002239750P0030001

どちらもとってもおすすめです😊皆様是非お越しください!

Shai Maestro沖縄公演レポート!

昨日は「宜野座国際音楽祭シャイ・マエストロ・トリオ」沖縄公演にお越しくださった皆様、ありがとうございました!
興奮さめやらぬ中、レポート書きます。拙い内容ですが、良かったらこの感動を分かち合いましょう!

沖縄公演は、「FROM ONE SOUL TO ANOTHER」で始まりました。
正確には、浮遊するようなシンセの音色のイントロ(もはやインプロ?)で始まりました!
何度聞いても美しい曲です。何度も繰り返されるテーマのフレーズ、東京ではこの曲を観客が歌い始める場面があったようですね。
グルーヴィーで熱い曲の後には、アンビエントなピアノにフリージャズ的なベースが絡むシーンも。
後半は「The Road to Ithaca」から「GAL」と「Chinema G」! スタッフ大好きな曲なので嬉しかったです…。
「GAL」テンポ速い、もう全く新しくなってて、曲がどんどん進化していましたね。
「Chinema G」もドラムのタムを中心としたフリーなソロから始まって、何の曲なんだろう?と思ったらそれかー!みたいな感じでした。
ちょっとルンバみたいリズムでやってたような…定かでないんですけど。ていうか全曲リズム、グルーヴがすごい。

シャイは大きく身体や頭を揺らしながら、ピアノとシンセを操ります。彼の意識はどこまで潜っていたんでしょう?
ウッドベースの低音が効いていて、そういうサウンドにしているんですね。ホルヘのテクニックもすごいけど、ベースマンな姿勢がぶれなくてボトムの安定感が半端なかったです。
ジヴは、本当にもっと評価されるべきドラマーですね。テクニック、グルーヴ、センス、音楽をつくる力が世界最高峰なんだと思いました。
パソコンでもいろいろやってましたね。(あの最近皆使ってるやつ!)ドラムのキックに音階を付けたり、自分の声を変えてみたり。アンビエントな雰囲気にもしてました。なんか新しい玩具を見つけた子供みたいで少し微笑ましい気持ちになってしましました(笑)三人とも人柄もとってもナイス!少年のキラキラした瞳をしていました。

実験的なこともしていましたが、基本アコースティックで、その熱いシーンが際立つような使い方というか。
総じてとってもジャズでした。スウィングの曲をやったわけではないけれど、ジャズ。たぶん姿勢ですよね。
オリジナル曲を本当にスタンダードみたいに演奏してました。バンドでたくさん演奏して、曲が染みついているのでしょう。
何より、三人のお互いへのリスペクト、楽曲への愛、どこまでも前向きな気持ちが伝わってきて、終わった後「明日も頑張ろう!」という清々しい気持ちになれたのがすごい。
すごいものを目撃した…といったかんじです、本当に素晴らしいライブでした。ピアノトリオのフォーマットにおける現代最高峰のバンドであることは間違いありません。この場に立ち会えた幸運に感謝です。
シャイ、ホルヘ、ジヴ、本当にありがとう!

 

「ブラジル×沖縄フェスタ2017 in宜野座」終了~!

「ブラジル×沖縄フェスタ2017 in宜野座」にお越しくださいました皆様、ありがとうございました!コンテンツ盛り沢山の一大イベントでしたが、多くの方のご協力のおかげで無事終えることができました。

まずは、19日に前夜祭 in那覇と題して、那覇でのワークショップ。用意されたたくさんの打楽器!初めて見る楽器も多かったのでは。

グループごとに別の楽器を持ち、ブラジルのリズムを刻みました。大勢でやると楽しいですね、皆で一つの楽器、音楽になったような、ズレも含めて気持ち良かったです。打楽器の魔力を感じましたね…

その後平和通り商店街のパレードしました。とても楽しかったです~!ご協力いただいた平和通り商店街組合の皆様、そして翁長巳酉さん、本当にありがとうございました!

さて、翌日が本番。

10時半からのシロおじさんのワークショップ。子どもたち楽しそうでしたね!

マルシェの販売も始まり、いい匂いが会場内に充満。どれも美味しそうで選ぶのが難しい…

座談会では、ブラジルで生まれた沖縄民謡をテーマに、移民の歴史について理解を深めました。光樹さんの唄、三線も素晴らしかったです。司会に中原仁さん、シロも交えての豪華な座談会、ここでしか聞けないお話が聞けたと思います!

そしてコンサートは、琉球スタンダードのステージからスタート。

残念ながらスタッフは見れませんでしたが、、涙 透き通るような歌声、ぽろぽろと零れるピアノとギターの旋律が別世界のようでしたね…

シロ・バチスタのソロ・パフォーマンス。

亜熱帯の森の中に迷い込んだような感覚。森の中は、鳥の声、木々のざわめき、様々な音に溢れている。シロ・バチスタはその一つ一つを掬い上げ、自らの音として発していく。そのステージを一目見れば、彼がどんなに素晴らしいミュージシャンか、実に様々なところからインスピレーションを受け、それを高度なレベルで昇華しているか、がわかるだろう。

ソロ・パフォーマンスは孤高でありながら、観客参加型のステージはシロらしく温かかったですね。(ちなみに元ネタは前日のワークショップでやってました)見れて本当に良かったです!

スペシャル・ゲストもアツかった!古謝美佐子さん、我如古より子さん、玉城一美さん!実に27年ぶりの再会…!感動的な瞬間でした。夢の共演で幕を閉じたステージ。

とってもチャーミングで素晴らしいミュージシャンのシロ・バチスタに出会えた最高の時間でした!沖縄とブラジルとの繋がりに着目した、ここでしかできないフェスティバルを開催できたと思います。それでは、皆様また~!

シャイ・マエストロ・トリオ告知

9月8日宜野座国際音楽祭「Shai Maestro Trio(シャイ・マエストロ・トリオ)」の告知映像です~。

宜野座国際音楽祭「Shai Maestro Trio(シャイ・マエストロ・トリオ)」イスラエル・ジャズを牽引する若きピアニスト、シャイ・マエストロは19歳からベース奏者アヴィシャイ・コーエンのバンドで活動、一躍脚光を浴びました。その実力は巨匠キース・ジャレットからも賞賛されるほど。ニューアルバムを携えて、待望の初・沖縄公演ががらまんホールにて行われます。皆様どうぞご来場ください。【日時】2017年9月8日(金)19:30開演(18:30開場)【場所】がらまんホール【料金】一般前売 4,500円(当日 5000円)村民割引 3,500円(村民割引は村内在住、在勤者のみ)学生割引(小学生〜高校生) 2000円*全席自由*未就学児の入場不可【出演】シャイ・マエストロ Shai Maestro(pf)ホルヘ・ローダー Jorge Roeder(B)ジヴ・ラヴィッツ Ziv Ravitz(Dr)【ホールHPチケット予約】http://garaman.jp/events/form.php?num=222

宜野座村文化センターがらまんホールさんの投稿 2017年8月12日

 

この人のピアノの音は、とても静かでスッと心に沈んで入ってくる様な気がします。
上記の動画は、セカンド・アルバム「The Road To Ithaca(ザ・ロード・トゥー・イサカ)」の楽曲を使用しているのですが、このアルバムがとても良作なのです。(映像で使ったのは「Cinéma G」「Gal」の2曲。)当時リアルタイムで購入し、よく聴いていました。
イスラエル・ジャズ特有の異国情緒溢れるメロディーは非常に美しく、すべての楽曲が緻密に作られているのがわかります。
シャイのピアノは繊細なタッチで軽やか、でもアツいところはアツい!「Paradox」かっこいいですよ~!ジブ・ラヴィッツのドラムはパーカッション的アプローチも多く、実に多彩な音色を聴かせてくれます。「Zvuv」の冒頭はまさにそんな感じ。ホルヘ・ローダーのベースも素晴らしい、「Cinéma G」のソロもとても素敵です。それぞれの演奏技術の高さはもちろんですが、ピアノトリオ、バンドの一体感があって、一つの流れのようにうねりながら物語を紡いでいくよう。最後の曲「Malka Moma」だけ歌入りなんですね。透明感のある歌声、旅の終わりに相応しい感動的な曲です。

ともかく、全曲を通してアルバムとしてのクオリティが高い!(これは余談ですが、このアルバムがキース・ジャレットに称賛された模様。)基本YouTubeにもあるので、是非聴いてみてくださいね。気に入ったらアルバムを通しで聴くのがオススメです!
最新作の「ザ・ストーン・スキッパー」も要チェックですが、こちらもおすすめ!というブログでした。
皆様、9月8日は是非がらまんホールへ!

【ホールHPチケット予約】http://garaman.jp/events/form.php?num=222

前回からの記録写真&これからの予定です!

今回も更新が滞ってしまいました、、前回の投稿から行われた自主事業の記録です。

6月24日 沖縄・台湾東海岸交流フェスティバル

6月26日 ハワイアンミュージック&フラ・コンサート

6月28日 文化講座リボンレイワークショップ

7月1日 デビッド・マシューズおとぎ話&ライブ

7月27日~30日 りっかりっか*フェスタ in宜野座

8月6日 がらまん沖縄芝居

8月10日 Fade to Blue

前回の投稿から今までの間にこんなにイベントがあったんですね、、スタッフも驚いています。ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。

りっかりっか*フェスタからは、わりと記憶に新しいですね。子供たちの笑顔がいっぱいで幸せな気持ちになりました!沖縄芝居は、瀬名波孝子先生の85歳のお祝いの公演、素晴らしかったです!Fade toBlueは台湾で今注目のギターと、琵琶のデュオ。熱い演奏を聴かせてくれました!

そして、8月、9月のイベントも要チェックでお願いいたします!まずは、もう1週間を切りました、8月20日のブラジル×沖縄フェスタ!

是非遊びに来てください!おいし~いブラジル料理も味わえますよ♡暑い夏、五感をフルに使って「ブラジル」を感じに宜野座へどうぞ!

がらまんホールの6月スケジュール

6月17日(土曜日)は、「大人の音楽会Vol.100 美しきイタリア『サンレモ編』」です。

毎回ご好評いただいているロビーコンサート「大人の音楽会シリーズ」。記念すべき100回目は、イタリアンカルチャー倶楽部代表マルコ・マセッターニさんプロデュースによる「美しきイタリアシリーズ」コンサートをお贈りします。
今回のテーマは“サンレモ”。イタリアの歌の祭典、サンレモ音楽祭で受賞し、世界中に広がって日本でもヒットした懐かしい歌を演奏します。クラシック音楽とマルコさんのトークを聞きながら、イタリアの本場家庭料理をどうぞお楽しみください。

 

6月24日(土曜日)「島嶼音樂季H.O.T. MUSIC FESTIVAL 2017 in 宜野座」と題して、沖縄・台湾東海岸交流フェスティバルを開催。

台湾の東海岸 (花蓮,台東エリア)は、沖縄の東海岸と共通する風土、文化があります。この日は、地域間の交流につなげるために、宜野座文化センターに台湾からアーティストが集い、コンサートや映画の上映会、原住民衣装体験や、台湾の人々や風景を紹介する『仲間勇太台湾写真展』、宜野座てんぷすプロデュース 魯肉飯(ルーローハン)の販売を実施。盛沢山のフェスティバルです!

映画上映会「太陽的孩子(太陽の子)」:16:00~18:00
島嶼音樂季コンサート:18:30~21:00

6月26日(月曜日)は、「ハワイアン・ミュージック&フラ・コンサート」です。(※こちらの公演は完売となっております。)HAPAのコンサートを予定しておりましたが、メンバーのバリー・フラナガン(ギター)が健康上の理由により来日できなくなりました。これを受けて、公演名を『ハワイアン・ミュージック&フラ・コンサート』に変更して開催させていただきます。何卒ご理解ください。バリー・フラナガン以外のメンバー、ロン・クアラアウ、タービン・マキア、ラダーシャ・ホオフリは、予定通り出演いたします。また、追加メンバーとして、カポノ・ナイリイリ(ヴォーカル、ギター/HAPA2015年来日公演時のメンバー)が参加いたします。

そしてこちらの公演は平日なので、お仕事帰りの方のためにお弁当のご予約ができるようにしました!お弁当の内容は、トロピカルキッチンさんのアイランドランチBOX。料金は1,000円で、限定50個になります。受け付けは仕込みの関係上6月19日までです。受け取りは開場後ロビーでのお渡しとなります。
ご要望の方はホールのHPからチケット予約と同じようにご予約ください。

最後は、6月28日(水曜日)「がらまん文化講座 リボンレイワークショップ」です。

ハワイでは様々なシーンで感謝の気持ちや敬愛の念を籠めて贈られるレイ。素材の種類や作り方で細かい呼び名や籠められた意味が異なります。
大切な人に想いを籠めて、リボンレイを一緒に作ってみませんか?
時間は19時スタートです。

以上が6月のスケジュールになります。
皆様のお越しをお待ちしております!

http://garaman.jp/

5月のまとめブログ

がらまんホールです。しばらく更新が滞って申し訳ございません…。

もう6月も半ばに差し掛かろうとしていますが、ここらで先月の振り返りとさせていただきましょう。
5月は沢山のイベントがありました!

コンサートは、以下の通り。

5日「ピーター・バラカン出前DJ」

20日「大人の音楽会Vol.99~津軽三味線の世界~」

26日「失われた音を求めて~魂の探求を続けるピアニスト~ティグランハマシアン・ソロ」

記憶に新しいティグランのコンサート、素晴らしかったですね。多くの方が公演中終了後、余韻に浸っているか興奮冷めやらぬ様子でした。

ちなみに、その後の屋久島公演は、自然公園の中での演奏だったのですが、美しいピアノの音と日が沈む山の風景が相まって、深い感動に包まれました。
できることなら、全ての公演を見たいところでしたね。ティグランさん、宜野座に再び来てくれてありがとうございました!

また、5月はアーティストin レジデンスとして、海外から来たアーテイストが宜野座に滞在し、地元の人々と交流しながら作品を制作しました。学校やホールで数々のワークショップが行われました。

スイスから来たセドリックさんの、大樹を描くペイントワークショップ。
大きな紙に墨を使い、宜野座村にあるガジュマルを描き出しました。白と黒で再現されると、その荘厳な気配と神秘的な様相がより一層際立ちます。

タイから来たタワンさんは、おじいやおばあ、家族の顔を描くワークショップ。
10mもある大き~い布に、皆で絵具をペタペタ。思い思いの色や構図で描く子どもたちの自由な発想には、いつも驚かされます。近隣の学校ワークショップでもたくさんの笑顔が見れました。

スイス出身那覇在住のダニエルさんの写真ワークショップは、彼ならではのユニークな視点で「見て」「感じて」「撮る」楽しい時間。
皆で宜野座村を歩き、面白いと思う景色や物体、人物を写真に収めました。身近なところに新たな発見があるのだと改めて気づかされます。

そして、20、21日にはこれらのワークショップでできた作品と、アーテイスト自身が制作した作品を展示した「作品展示会 -CROSSOVER- 」を開催。
両日多くの方が作品を見に訪れましたが、皆さんホールに辿り着くと、「わあ!」と歓声を上げてくれました!

6月も楽しいイベントがたくさんあります!
近日中に6月のスケジュールをまとめてブログにあげますので、是非チェックしてくださいね。
それでは皆さん良い休日を!

宜野座国際音楽祭x Homenaje Project 「人間の旅と音楽 vol.2 〜海洋民族、森の記憶、偶然と必然〜」

21日(金)に行われる座談会でお迎えするお三方の紹介をします。

エバレット・ブラウン(フォト・ジャーナリスト)

1959年、アメリカ、ワシントン生まれ。epa日本通信社支局長。ブラウンズフィールド代表。[Kyoto Journal]寄稿編集者。http://www.modernclassic.jp

写真家エバレット・ブラウンさんと料理研究家中島デコさんのお家は、ブラウンズフィールドという自然の楽園。
そこに、食を中心として、自然と繋がった暮らしをしたいと考える人が集うようになり、現在は、お二人のお住まいであると同時に、カフェ・宿泊・イベントなどをおこなう場所となりました。

「生活そのものが芸術になるのが理想」と話すエバレットさん。国際的な写真家であり、民俗学の幅広い知識を持つ彼は、日本文化デザインフォーラム会員、日本再発見塾(東京財団)呼びかけ人、経済産業省クール・ジャパン官民有識者会議委員など様々な場で活躍しています。彼の言葉をヒントに、今一度自身の生活を見つめ直してみるのもよいかもしれませんね。

 

田平拓也(木樵/ガイド)


長崎県生まれ。40 歳。林業に携わるべく1998年に屋久島に移住。林業に携わることで得た森の知識や歴史を伝えるべく、2007 年にツアーガイド「旅樂」を設立。2012 年にギャラリーTabira設立。

国内外のアーティストのアテンドをしている、森の案内人、田平拓也さん。屋久島には、ジブリ映画の「もののけ姫」のモデルになったといわれる太古の森があります。深い自然は濃密な生命の気配が漂い、現代人が忘れかけている自然への畏怖を思い出させてくれます。
田平さんは屋久島でガイドとして、人と自然を繋げ続けています。五感を研ぎ澄ませて森を歩くと、「自然と一体になる瞬間」を感じることができるそうです。是非、21日がらまんホールで、田平さんの話に耳を傾けてみてください。

 

松永誠剛(音楽家)


1984年生まれ、福岡出身。宜野座国際音楽祭のアーティスティック・ディレクター。2009年に自身の故郷である古民家を「想いが帰る庵」として「SHIKIORI」と名付け、畑と音楽に囲まれ、世界中から集まる人々と対話を重ねている。http://www.homenaje.net/

宜野座国際音楽祭に足を運んでいただいた方には、馴染み深いかもしれません。アーティスティック・ディレクターとして世界中の様々なアーティストを招聘しながら、自身の演奏活動を展開し、ライナーノーツや新聞での執筆活動も行うなど、彼の活動は多岐にわたります。更に、この春、人が森で音と記憶と森林育成について学ぶ教育プログラム、”Homenaje Project”が始動。“オメナヘ”というのはスペイン語で「畏敬」という意味があるそうです。

多くの人との出会いは、私たちに、様々な角度から世界を見る為の新たな視点を与えてくれます。でもそれは、もしかしたら、森や、あるいは森で出会った動物たちとの邂逅にあるかもしれない。松永さんは音楽家として、社会に問いかけています。

 

宜野座国際音楽祭x Homenaje Project 「人間の旅と音楽 vol.2 〜海洋民族、森の記憶、偶然と必然〜」

【日にち】2017年4月21日(金)

【時間】19:30開演(18:30時開場)

【場所】がらまんホール2Fロビー

【料金】1,000円(当日1,500円)
※60名になり次第締め切り

ご予約はこちらから。

3月8日チョンダラー講座&3月11日大人の音楽会

3月8日は文化講座「チョンダラーについて」、3月11日は大人の音楽会「陽気なイタリア人による本場窯焼きピザとバリトン歌手のコンサート」でした!

エイサー講座から派生した今回のチョンダラー講座、講師は久万田先生です。
最初は仏教の琉球への訪れ、県内各地のお寺の話から始まり、チョンダラーの歴史を現在に至るまでわかりやすく説明してくださいました。


チョンダラーの渡来には諸説あるようですが、いずれも興味深く、彼らが何を思って訪れたのかと過去に思いをはせました。
現在チョンダラーが盛んなのは泡瀬、宜野座、読谷、名護ですが、久万田先生が撮り溜めた映像の中には、宮古のちょっとユニークなものも。
そして中には約20年前の宜野座区公民館でのチョンダラーの様子という貴重なものもありました。


「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」
己のルーツを知ることは、これからの私たちが生きていく上できっと重要な知識となり得るはずです。形も大切ですが、先人の想いも共に受け継いでいきたいですね。

そして人気の大人の音楽会シリーズ。
今回は焼き立てのピザを食し、カンツォーネを聴くという優雅で贅沢な企画でした。陽気なイタリア人たち、なんと移動式の窯を持参してくれました。


うーん、いい匂い!


アツアツのピザは最高ですね。自主事業の際はロビーにてドリンクを販売しているのですが、ピザに合わせてかコーラがよく出ました!


もちろん音楽も素晴らしい。
前田さんの歌声とパフォーマンスに会場は大いに沸き、手拍子で盛り上がりました。

4月以降も面白い企画が目白押しのがらまんホール、要チェックです!