セロ弾きのゴーシュ

 本日はこんにゃく座によるオペラ「セロ弾きのゴーシュ」が行われました。「マイクを使わず、そしてはっきりと聞き取れる日本語で歌いしっかりとその内容をお客さんへ伝える」このコンセプトの下いろいろな場所で公演を行っていこんにゃく座、すごく楽しみでした。
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お客さんも開場前より多くお越しいただき「待列」ができていました。。。
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 開演後は、実は舞台セットを作り上げるところから始まりみんな「なんだ、なんだ」と興味津津に見ていました。
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 オペラの中でたびたびみんなで歌うシーンがあるのですが、少人数にも関わらずきれいなハーモニーでしっかりと聴衆にとどくコトバ(日本語)にはみなさん感激し、あっというまにこんにゃく座の世界に惹きこまれていました。がらまんホールは多目的なホールで響きはほとんどなく歌物では少々物足りなさを感じるのですが今回は全くそれがありませんでした。これもこんにゃく座さんの持っている卓越した技術と確かな表現力が成せる、そして伝えるという情熱があってのことなのでしょう。
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 あっという間の90分でした。楽しかったですね~、個人的にはネズミがでてくるシーンがとてもかわいらしく大好きでした。こんにゃく座さんは「セロ弾きのゴーシュ」以外にも違う演目をお持ちのようで今度はぜひ違う演目も見てみたいですね。またがらまんホールが頑張ってお呼びします!(助成金頼みだけど。。。)
 あと、ちょっともったいなかったのは地元で宣伝していく上で「オペラ」という言葉で遠慮された方がいらっしゃったことです。オペラ=西洋のもので、高価で、言葉も内容もわけがわからない。。。と、こちらとしてはそれとはまったく違いもっと身近なものですよと宣伝したつもりでしたが先週のサーカスに比べ集客はちょっと少なかったですね。こちらの宣伝不足も否めなく反省、反省。。。
 このように、ちょっと先入観のあるものをできるだけ敷居を低くして、もっと身近に芸術を楽しもうというのがある意味がらまんホールの一つの使命ですのでスタッフ一同がんばります。ということで今後もどうぞよろしくお願いいたします。
では、来場された方、こんにゃく座のみなさんありがとうございました。