本日は、11月29日(日)に行われるJAZZコンサートの取材がそのバンドリーダーであるフランク・ゴードンさんのお宅にて行われました。私(小越)もコンサートの概要をお話すべく一緒にお話をしてきました。
右側にいっらしゃるのが琉球新報の記者さんです。この時はゴードンさんのこれまでの活動やJAZZに対する思い、このコンサートにかける意気込みなどをお聞きしていました。ゴードンさんはこの沖縄に2005年来られたわけですが、沖縄で音楽を行いまず感じたことが音(音響)に対する感覚の違いだそうです。沖縄のステージでは、やはりロックの影響が強いのか、ステージ内もかなりの音量でみなさんライブを行うようです。対してゴードンさんはクラシックも勉強されその影響も大きいと思うのですが、楽器本来の音、(生音)を重視し、それによってコミュニケーションを行うというクラシックの演奏会に近い方法でこれまでステージを重ねて来られたようです。
がらまんホールでこのジャズコンサートの企画を立てたとき、私たちは他の場所では味わえない、ここ“がらまんホール”にしかないコンサートを行いたいと考えました。がらまんホールは決して音響的に良いとはいえないホールですが、客席数400ととてもコンパクトでこの広さなら生音で演奏者の息づかいまでもお客様に感じていただけるのではないだろうかと考えました。このコンセプトがゴードンさんのアイデアと一致してこれまで行ってきました。今回ももちろん生音重視の演奏会です。みなさんどうぞ楽器本来の音を味わってみてください。
また、演奏プログラムに関しても、誰もが知っている曲ばかりするのではなく、創造的で実験的な音楽も取り入れていこうと考えていました。この点は今回特に、ゲストプレイヤー:ヴィブラフォン奏者の山崎さんが入ることによってフランクさんも刺激され、新しい曲が披露される予定です。みなさんどうぞご期待ください。
まぁこのようなお話を今日は行ってきました。記事が出るのはまだ先ですが、情報が入りましたらまたお知らせいたします。
あと、本邦初公開?これがフランクさんのスタジオです。
何かこの和(障子)な感じがいわゆるスタジオっぽくなくていいですね。
みなさんぜひ11月29日(日)はがらまんホールにJAZZを聴きにお越しください。お待ちしております。詳しいチラシはこちら→http://www.ginoza-bunka.jp/theatre/schedule/view/view_pic.php?cnt=20091129