本日は、敬老の日!ということで地元のオジー、オバーの大好きな沖縄芝居を行いました。出演は、宜野座村が誇る沖縄芝居愛好家集団「美ら芝居」のみなさんでした。まずは喜劇「春ともなれば」
この二人のコント?にはオジーもオバーも大笑いでした。
「春ともなれば」は昨年に引き続き2回目の上演ですが、ますます演技力UPでお客さんを楽しませてくれました。
座長挨拶の次は民謡ショーでした。出演は、今回地謡を務めてくださいました仲宗根盛次さん率いる研究所の方々でした。民謡だけでなくチョーギンというお笑い舞踊も披露してくださいました。
さて、休憩を挟んで2部は本日メインの歌劇「染屋の恋唄」でした。このお芝居は本当に唄の部分が多く、見ているお客さんも「美ら芝居」がんばって練習したんだな~と感心するほどでした。ストーリーも青年の一途な恋心を面白可笑しくまとめており、その中にも笑いだけでなく、涙あり、聞きどころありと見応え十分な作品でした。
遊郭にて夜が明ける場面、カマダーのうそがばれてしまうシーン(舞台セットもすごいですね、アマチュアといっても手は抜いていません)
ここの唄はすごかったです。20分くらいずっと唄っていたのではないでしょうか。
最後も悲劇と思う感動的な終わりと見せかけて、実は死んでいなかったカマダー飛び出してくるハッピーエンドでした。みなさん本当にお疲れさまでした。そして素晴らしい舞台をありがとうございました。
毎回、美ら芝居の公演を楽しみにしているというお客さんもいまして、「次回はいつ?」「次の作品は?」と声をかけてくるお客さんもいました。ほんとに地元の方々に愛されている劇団ですね。今後も楽しい公演をどうぞよろしくお願いいたします。